iPhoneでケータイサイトを見られるようにする -UserAgentFaker-
iPhoneはSafariでPCサイトが今までの携帯電話ではありえないほど快適に閲覧することができますが、逆にケータイサイトを見る事ができません。
個人的にはケータイサイトを見る必要性は無いのですが、「脱獄」アプリのUserAgentFakerをインストールするとケータイサイトが見られようになるということで試してみました。
このアプリはSafariのUserAgentを別のブラウザに偽装することができます。iPhoneを携帯電話に偽装してケータイサイトにアクセスしてしまおうというわけです。
まず、iPhoneが「脱獄」してあることが前提です。
CydiaからUserAgentFakerをインストールします。
UserAgentFakerはSBSettingのトグルになっているのでSBSettingが必要なのですが、SBSettingをインストールしてなくてもUserAgentFakerをインストールするとSBSettingも自動的にインストールされます。
UserAgentFakerをインストールしたら
次にiPhoneとMacをUSBで繋ぎ、DiskAidを使い
var/mobile/Library/SBSettings/Toggles/UAFaker/UAFaker.plist
をMacのデスクトップにコピーします。コピーしたUAFaker.plistをProperty List Editorで開きます。
UserAgentが記述してある部分を見てみると
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X 10.5; en-US; rv:1.9.0.3) Gecko/2008092414 Firefox/3.0.3
となっており、デフォルトではFirefoxに偽装されるようになっています。
この部分を携帯電話のUserAgentに書き換えます。携帯電話のUserAgentはこのページから任意の機種をコピペすればいいでしょう。
UserAgentを書き換えたら上書き保存し、iPhoneの
var/mobile/Library/SBSettings/Toggles/UAFaker/
に戻します。
後はSBSettingsを起動してUAFakerを有効にした後Safariを立ち上げれば、設定した携帯電話のUserAgentのままSafariが立ち上がり、ケータイサイトを見ることができます。