iPhone -大晦日にリリース予定のSIMロック解除に向けての準備と注意点

iPhone Dev-Teamがソフト的にiPhone 3GSIMロック解除に成功し、ツールのリリース目標を大晦日に合わせていると発表がありましたが、このツールがあれば誰でもSIMロック解除ができるわけではありません。

このツールでSIMロック解除ができる条件は二つ


1.「脱獄」してること
2.ベースバンド・モデムのバージョンが02.11.07以下であること


この2つの条件を満たしていないと、今回リリースされるツールを使ってもSIMロック解除はできません。
「1」の条件は「脱獄」すれば誰でもクリアできますが、問題は「2」の条件です。

一度でもOSを通常のやり方で最新バージョンの2.2に上げてしまうと自動的にベースバンド・モデムのバーションアップも同時に行われてしまい、その後「脱獄」したとしても「2」の条件はクリアできません。

OSを2.2に上げるときはベースバンド・モデムのバージョンを上げずに「脱獄」しなければいけません。
それには「脱獄」ツールPwnageToolとベースバンドを維持したカスタム.ipswを用意する必要があります。

詳しい方法はこのDev-Team Blogを見て下さい。お約束ですが、自己責任です。

うまくいけばOSのバージョンは2.2でもベースバンド・モデムのバージョンは02.11.07のままという通常ではあり得ない下の画像のような状態が出来上がります。
この状態で大晦日にCydiaから配布される予定のツールをインストールすると、晴れてSIMフリーiPhoneに生まれ変わります。


<追記> iPhone Dev-Teamから予定通りSIMロック解除ツールの「Yellowsn0w」がリリースされましたが、上記記事の内容とは違い、なんと最新のベースバンド用のツールになってます。
つまりベースバンド・モデムのバージョンが02.28.00で無いといけません。